豆腐のプロが作ったおいしい豆腐から作られた代替肉
TTOFU-MEAT(トーフミート)の主原料である豆腐は国内でも数少ない生搾り製法で作っています。
この製造方法はとても調整が難しく大量生産に向かないというデメリットがありますが、お豆腐の出来栄えは抜群に素晴らしく、一般的な加熱搾り製法とは一線を画す仕上がりとなります。
生絞り製法とは
古来からの豆腐の製法は生絞り製法です。
中国の明代・韓国の李朝時代の豆腐作りは、水に浸した大豆を石臼で摺り、これを生のまま布で搾り豆乳を抽出し煮てから、にがりで固める「生絞り製法」でした。
生絞り製法は現在でもこれらの国を始め一部の地方では行われていますが、極めて良い豆乳はとれますが、非能率的であり歩留まりが悪いことから時代の流れとともに衰退し、現在の加熱絞り製法(挽いた大豆をを煮てから絞る)となりました。
豆腐を作るには、まず大豆に充分水を吸わせてから、水を加えてすり潰します。
その後、煮て豆乳を搾るのが一般的な「煮しぼり」。
煮ないで豆乳を搾るのが「生しぼり」です。
豆乳は温度を上げて搾る方がたくさん取れるので、一般的な煮しぼりは、100℃まで上げて作られます。
「生しぼり」は加熱をしないで豆乳をしぼるので、大豆のコクと甘味を残しつつ、すっきりとした味わいの豆腐となりますが、デメリットとして取れ数を「煮しぼり」と比較すると「生しぼり」の方が少なくなり大量生産には不向きです。